心とからだを育む 親子ふれあいベビーマッサージ教室 『hugcome～はぐくむ～』

今日は少しわたくしごとを。
ものすごい長文です。

私は何となく何でも完璧にこなさなきゃというタイプで
子育ても主婦業もしっかりやらなきゃという思いの強い性格でした。

それがあってか、産後は自分の理想と現実のギャップに結構苦しみました。
産後のホルモンバランスの乱れから情緒が不安定になることも多々。

実は産後のお母さまに多いことなんですよね。

私は我が家と実家が近いこともあって里帰りはせず、
退院後はそのまま我が家に戻りました。
自分の中で大丈夫という変な自信があったんでしょうね。
軽率でしたね～。

真夜中のおむつ替えと授乳の回数は想像以上でした。
私は乳首が小さかったらしく、むすめが上手く吸うことができず
乳頭保護器をつけて授乳していました。
そのため授乳がなかなか上手くいかず、
むすめがお腹一杯のむことができなくて
1時間しないうちに授乳、という状態でした。

授乳の後は必ず乳頭保護器を煮沸、そしておむつ替え。
我が家は、完全布おむつ生活だったので
おむつを替えたら洗う、それまでがセットでした。

寝る間もなく次の授乳におむつ替え～洗い、それの繰り返し。
睡眠不足は重なっていくばかり。

日中は、漬けおきおむつバケツを抱え洗濯。
おむつだけで1日2回、あわせて1日4回の洗濯。
掃除、ご飯作り・・・・。ハード。

時間はあっという間に流れ、
夫が帰ってくるまでに食事の用意が出来ないことも。

それでも夫は文句ひとつ言わず、
私ができていなかった家事までをやってくれました。

が・・・
実はそれが私の中で許されないことだったんですね。

夫にご飯を作ってもらうことが後ろめたくて・・・
夫に洗濯をしてもらっていることが後ろめたくて・・・
夫に掃除をしてもらっていることが後ろめたくて・・・

夫に家事を「させてしまっている」という意識が
「あ～情けない妻」という感情に膨らんでしまい
自分を責め、夫に「ごめんね」と謝る毎日が続いていました。

夫が家事に協力してくれるほどに精神が不安定になっていく。
まずいなと自覚しながらも感情を消化できないまま
1日1日過ぎていっていました。


ある日のこと、私が何度も「ごめんね」と謝ることに
とうとう嫌気が差した夫が

「別に〇〇（私の名前）のためにやっているわけじゃない。
こはるは〇〇だけの子どもじゃない、俺の子どもでもあるんだよ
自分の子どもの世話をやるのは当たり前のこと、謝られる意味がわからない。
もし言うなら、ありがとうとでも言って。」

と言ったんです。

それから何だかすごい気分が楽になったんですよね～

同時に、あ～どうして何もかも自分ひとりでこなそうとしていたんだろう、
夫は一番のサポーターだよねと反省しました。

それから随分と子育ても楽になった気がします。


同じような経験をお持ちの方いらっしゃるかな～。

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お母さま方、1人で頑張りすぎないで下さいね。
きつい時、辛い時、抱え込まずに吐き出して下さいね。
電池が切れてしまう前に息抜きしてくださいね。

お母さまも充電が必要です。

イライラしたりすることがあっても自分を情けなく思わないで下さいね。
みんな一緒です。自分から一歩踏み出して、援助求めて下さい。
夫や両親、友人、役所の保健師、子育て支援センター、
きっと周りにサポートしてくれる方がいると思います。

私は産後２、３ヶ月すごく肉体的にも精神的にもキツかった記憶があります。
でも今は、その時がどれだけキツかったのか具体的に思い出せません。
なんとなく、キツかったなぁという感じです。
それくらい今は子育てが楽しくて、
子どもの成長が嬉しくて、忘れてしまったんですよね。

きっとそういうものかな。

子育ては子どもが成人するまで、ながーい道のりです。
そう考えると生まれてからの何ヶ月かは濃くてもほんの一瞬。
そう割り切って構えると少しは楽になれるかな？