2011年09月14日

よるくま

「よるくま」を購入したのは
むすめが1歳半頃だったかな?

ストーリーに、
お母さんが見つからないよ~っと
「よるくま」が泣くシーンがあるんだけれど

なんと、その時まだ1歳の むすめが
唇をとがらせて涙をこらえていました。

何度か読んで、耐えきれずに涙をぽろりとこぼした むすめ。
我慢してるな~とわかった私が
ある時、むすめに
「悲しいね」「悲しいよね」
「我慢しないで泣いていいよ」と言うと

声をだして、「わーん」と驚くほど号泣。
ヒックヒックする むすめ。
泣きながら「かなしい~」と言うむすめ。

たまらなく愛しくて何度も抱きしめたのを
よーく覚えています。


小さな子どもにとって一瞬でも
母親が自分の傍から離れるのは
ものすごく不安なことなんですよね。


そんな「よるくま」

私にとっても想い入れのある絵本です。

やわらかい色調で描かれた絵がとても素敵です。
絵を見て想像をふくらませることができる、
寓話の世界を思わせるような絵本かな。

『よるくま』
写真
酒井 駒子 著
出版社: 偕成社


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Posted by HugHeso at 07:46│Comments(0)+過去ブログ
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